
X(旧Twitter)の収益化が儲からないのは本当?



X(旧Twitter)で収益化の条件をクリアしたのに全然稼げない…。
Xで安定的に広告収益を得るのは、非常にハードルが高いです。
なぜなら、Xの「広告収益分配プログラム」に参加するためには、過去3ヶ月間で500万以上のインプレッション数を獲得する必要があるためです。
しかし、Xを活用した収益化の方法は広告収入だけではありません。自社商品やサービスの販売やアフィリエイト(成果報酬型広告)でも収益化できます。
本記事では、フォロワー6万人以上の実績を持ち、多くのメンバーのマネタイズを成功させてきたX運用の専門家「さとちん」が、広告収益で儲ける方法と広告収益以外のマネタイズ方法を解説します。
- 6万人フォロワーのX(旧Twitter)の広告収益額
- X(旧Twitter)の広告収益額を増やすコツ
- 広告収益以外のマネタイズ方法
記事監修者


さとちん
- X(Twitter)運用オンラインサロン「ちんサロ」主催
- Xフォロワー数:6万人
- Threadsフォロワー数:2,000人
- Voicyフォロワー数:3,700人
- 本業:SNSマーケター管理職
- 大学のSNS特別講師担当
- サンクチュアリ出版と正式コラボ
- sales force社にブログで紹介
- SNS Campus(エスキャン)X講座担当
※Xでも有益情報発信中
6万人フォロワーのX(旧Twitter)の広告収益額を公開!
僕(さとちん)の最新の広告収益額を公開します。2025年5月前半の広告収益は、2週間で176ドル(約25,000円)です。
Xの広告収益は、2週間ごとに振り込まれる仕組みで、収益額は月ごとに大きく変動します。



僕が広告収益を出せるようになった理由は3つあります。
- 読者に響くポストを作った
- 他のユーザーと交流をした
- コミュニティやサロンを活用した
意識すべき3つのポイントを継続した結果、広告収益化の条件である「プレミアユーザーのエンゲージメント」が増加し、安定した収益化につながりました。
プレミアユーザーとは?
X(旧Twitter)が提供する有料のサブスクリプションサービス(サブスク)の一つです。
サブスクに登録すると、ブルーのチェックマークの表示や長文ポストなどの特典が利用できます。
なぜ広告収益が伸びるようになった理由を詳しく知りたい方は、別記事「X(旧Twitter)広告収益配分が4倍に?急増の理由と収益化の仕組みを徹底解説」をご覧ください。
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X(旧Twitter)の広告収益化が儲からない理由
Xの広告収益化で儲からないと言われる理由は、おもに次の3つです。



収益化には厳しい参加条件を満たす必要があるほか、収益を安定させること自体のハードルも高いです。
広告収益化の条件が厳しい
Xで収益化するには、次の条件を満たす必要があります。
- Xプレミアムに課金していること
- 過去3ヶ月以内に500万回以上のインプレッションを獲得していること
- Xプレミアムのフォロワーが500人以上いること
- Xの収益化プログラム支援国に居住していること
- Xの利用契約を遵守していること
特に2と3の条件は、達成のハードルが非常に高いです。理由は広告やプロモーションを使わずに、多くのユーザーにポストを表示させなければならないからです。
さらに、Xプレミアムのユーザーと呼ばれる月額課金制の有料会員500人以上からフォローされている必要があります。



ちなみに僕(さとちん)のXプレミアムのユーザーのフォロワー数は
2,950人です(25年5月現在)


これが多いか少ないかはなんとも言えませんが、X運用のノウハウを発信していることを考えると通常の発信者よりは多い気がしています。
Xプレミアムのユーザーのフォロワーだけを集中して獲得することは難しいので、まずはフォロワーさんにとって価値のある発信をしていきましょう。
X社のアルゴリズムで変動する
X(旧Twitter)で広告収益を得るには、多くのユーザーにポストを見てもらい、反応を集める必要があります。
「ポストの表示回数」を示す指標がインプレッションであり、「いいね」「リポスト」「コメント」などの反応は、エンゲージメントと呼ばれます。
インプレッションを増やすためには、Xのアルゴリズムを理解し、ポストを工夫することが重要です。
アルゴリズムとは?
ユーザーに関連性の高いポストを届けるための仕組みのこと。過去の行動や交流しているユーザーなどの情報をもとに、どんなポストを表示するのかを決めています。



次の図をご覧ください。僕のフォロワー5万人までの推移ですが、アルゴリズムの影響を大きく受けていることがわかります。


Xのアルゴリズム(ポスト表示の仕組み)は定期的に変更される仕組みです。アルゴリズムが変わると「おすすめ」タイムラインに表示されるポストの条件も変化し、それに伴い広告収益も大きく変動する可能性があります。
そのため、同じ運用を続けていても、収益が安定しない要因となるのです。
高いエンゲージメントのポストを継続しなければならない
Xで収益化するには、過去3ヶ月以内に500万回以上のインプレッションを獲得する必要があります。インプレッションを増やすには、ユーザーからのエンゲージメントが大切です。
エンゲージメントとは?
ユーザーがポストに反応した確率のこと。
- 動画や画像がクリックされた
- ポストのリンクをクリックした回数
- ポストの詳細をクリックした回数
- いいね・リツイート・コメントの数
- プロフィールをクリックした数
- ハッシュタグをクリックした数
反応率が高いポストを作ると、インプレッションが増えます。



1日1ポストした場合、1日あたり約55,000回以上のインプレッションを獲得する必要があるのです。
収益化の条件をクリアするだけでも難易度が高く、高いエンゲージメントを得られるポストを継続的に発信し続ける必要があります。
そのため、Xで広告収益を安定して得ることは、非常にハードルが高いです。



ただ、この500万インプレッションは達成し続ける必要はありません。一度達成すれば、収益化の条件を満たし広告収益が配布される仕組みとなっています。
ハードルは高いですが、ぜひ挑戦してみてください。
X(旧Twitter)の広告収益額を増やす3つのコツ
Xで広告収益額を増やすコツを3つ解説します。



Xは交流が重視されているSNSです。ユーザーに有益かつ共感できるポストを行い、リプや引用ポストなどで交流しましょう。
エンゲージメントを意識したポストをする
Xで安定した広告収益を得るには、エンゲージメント(ユーザーからの反応)を集めることが重要です。
エンゲージメントを増やすためには、有益性の高いポストと共感を呼ぶポストの両方を意識して発信することが効果的です。





さらに次の7つのテクニックを使うと、より伸びるポストになりますよ!
- 伸びるポストの型を使う
- 図解や動画を使ったポストをする
- 長文でポストをする
- 感情を揺さぶるポストをする
- ストーリー性のあるポストをする
- 心理テクニックを使ったポストをする
- プロフィールが見たくなるポストをする
詳しいポストのテクニックは、別記事「X(旧Twitter)のインプレッション数が少ない理由は?6万人フォロワーが徹底解説!」で解説していますので、ぜひご覧ください。


他のユーザーと交流する
Xは交流を重視するSNSです。ユーザー同士のやり取りが少ないアカウントは、アルゴリズムからの評価が下がりやすく、インプレッション数も伸び悩む傾向にあります。



実際に2023年4月に公開されたアルゴリズムの仕様でも、他ユーザーからリプライ(返信)をもらうことやリプに対して返信する重要性が示されています。


継続的に他ユーザーと交流することで、親密度(アカウント同士の関係性)や関心度(投稿への興味)が高まり、アルゴリズム上の評価も上がります。
結果として、あなたのポストが「おすすめ」タイムラインに表示されやすくなり、インプレッション数の増加にもつながるのです。


意識的にユーザーとの交流を行い、アルゴリズムの評価を高めていきましょう。
コミュニティやサロンを活用する
エンゲージメントを高めたりユーザーと交流をしたりするには、コミュニティやサロンを活用するのがおすすめです。



コミュニティやサロンで仲間を作れば、”いいね”を送り合ったり、リプをしたりして、エンゲージメントを高められます。
しかし、X運用で伸び悩んでいる方は、一緒に頑張る仲間がいないのではないでしょうか。



どんなポストをすればいいのかわからない…。



気軽にいいねやリプをできる仲間がいない…。
そんな悩みを抱えている方には、「ちんサロ」がおすすめです。ちんサロには初心者からフォロワー1万人越えのインフルエンサーまで約500名在籍しています。
同じ発信ジャンルのサロンメンバーが集まり、いいねやリプなど交流しているので、効率よくエンゲージメントを増やせます。



Xは交流が大事です。たくさんの仲間と交流し合って一緒にXを伸ばせるので、ぜひご参加ください!


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広告収益以外のX(旧Twitter)を使ったマネタイズ方法
広告収益以外のマネタイズ方法を3つ紹介します。



実は広告収益以外のマネタイズのほうが安定しますよ!
企業のPR案件を受ける
フォロワーが増えると企業からPR案件の依頼を受けることがあります。PR案件とは、企業の商品やサービスを紹介するポストを作成し、その対価として報酬を受け取る仕組みのことです。
一般的に、企業が依頼するPR案件は次の3種類に分類されます。
- 商品提供型 → 企業から無料で商品を提供され、使用感をポストで紹介する
- 固定報酬型 → 企業から報酬を受け取り、指定の内容でポストを作成する
- アフィリエイト型 → 商品リンクを添え、発生した売上の一部を報酬として受け取る
自分の専門性と個性を組み合わせた独自の発信を心がけましょう。オリジナリティのある発信を継続することで、他の発信者との差別化が図れ、企業の目にも留まりやすくなります。
アフィリエイトや自社商品・サービスを販売する
Xはアフィリエイトや自社商品・サービスの販売と相性が良いプラットフォームです。Xは拡散性が強いため、ポストが多くのユーザーに届きやすく、商品の価値や魅力を伝えられます。
- 自社のECサイトやLP(販売ページ)に誘導し、商品を販売する
- アフィリエイトを活用し、おすすめの商品を紹介して成果報酬を得る
- 自分の知識や経験をまとめ、有料noteや電子書籍を販売する
- LINE・メルマガ・サロンなどに誘導し、コミュニティで関係を築いて販売につなげる



自分の商品がない方は、アフィリエイトにも挑戦してみましょう。
具体的なマネタイズ方法は、別記事「少ないフォロワーでもX(旧Twitter)でマネタイズする完全ガイド!」で解説しています。ぜひご覧ください。
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X(旧Twitter)の収益化に関するよくある質問
- X(旧Twitter)の広告収益化の条件は何ですか?
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Xで広告収益化をするには、次の条件を満たす必要があります。
Xの広告収益化の条件- Xプレミアムに課金していること
- 過去3ヶ月以内に500万回以上のインプレッションを獲得していること
- Xプレミアムのフォロワーが500人以上いること
- Xの収益化プログラム支援国に居住していること
- Xの利用契約を遵守していること
さとちん詳しい広告収益化条件は、別記事「X(旧Twitter)のインプレッション収益ってどれくらい?条件やいくら稼げるのかを解説」をご覧ください。
- フォロワー何人いれば、X(旧Twitter)で収益化できますか?
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最低500人以上のXプレミアムのフォロワーが必要です。
さとちん無課金のフォロワー500人では、収益化条件をクリアできないので要注意です。
- X(旧Twitter)の収益は、いつ入金されますか?
-
収益の支払いは、2週間ごとに入金されます。最小入金額は10ドルからです。決済処理業者のStripeを通じて行われます。
さとちんStripeの入金アカウントの接続と本人確認が必要になります。詳しくはXヘルプセンターをご覧ください。
まとめ:X(旧Twitter)で収益化したい人はSNS運用のプロに相談するのがおすすめ
Xで収益化が儲からない理由は、次のとおりです。
Xの広告収益化はハードルが高く、条件をクリアしても収益が安定しにくいのが実情です。



継続的にエンゲージメントを増やし、ユーザーとの交流を深めることで、アルゴリズム上の評価を高めていく必要があります。



エンゲージメントが増えるポストをどうやって作ればいいかわからない…。



気軽に交流できる仲間がいない…。
そのような方には、オンラインサロン「ちんサロ」がおすすめです。
「ちんサロ」では、初心者から中級者までが活用できる運用テクニックを丁寧に解説しています。
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