ある朝突然、Xのアカウントが凍結されていたら・・・。
実は2026年7月19日、フォロワー6万人の僕(さとちん)を含むインフルエンサー7人が一斉凍結されました。

僕は原因を突き止め、異議申し立てをすることで、無事に2日で解除されました。
さとちんネット上には、凍結を解除する方法がたくさんありましたが、信頼性もなく、とても焦ったんです。
本記事では、凍結を受けた実体験をもとに、原因と解除までの流れを解説します。
- 実際に送った異議申し立ての文面
- 凍結された原因
- 凍結されないための対策
記事監修者


さとちん
- X(Twitter)運用オンラインサロン「ちんサロ」主催
- Xフォロワー数:6.8万人
- Threadsフォロワー数:2,700人
- Voicyフォロワー数:3,800人
- 本業:SNSマーケター管理職
- 大学のSNS特別講師担当
- サンクチュアリ出版と正式コラボ
- Salesforce社にブログで紹介
- SNS Campus(エスキャン)X講座担当
※Xでも有益情報発信中
はじめに|Xアカウントの状態を確認
Xのペナルティにはいくつかの種類があり、対処法がそれぞれ違います。まずは自分のアカウントがどの状態かを確認するのが大切です。
| 状態 | 画面の表示 | 対処 |
|---|---|---|
| アカウントロック | 電話番号やメールの認証を求められる | 認証すれば解除される一時的な制限 |
| 凍結 | 「アカウントは凍結されています」と表示される | 異議申し立てが必要(本記事) |
| 永久凍結 | 凍結の表示+復元不可の案内が表示される | 異議申し立ての難易度が上がる |
| シャドウバン | 表示は正常だが、検索やリプ欄に出ない | 別記事「シャドウバンの原因と対策」へ |
| 収益化の停止 | アカウントは使えるが、収益だけ止まっている | 別記事「クリエイター収益化が停止される原因と対処法」へ |
注意したいのは、通知だけでは状態がわからないことです。



僕に届いた通知には「凍結されています」としか書かれていなかったので、永久凍結の可能性もありました。
さとちんのXアカウントが凍結!時系列で説明
僕のXアカウントで起きたことを、時系列で解説します。
順番に見ていきましょう。
2026年7月19日の朝、何が起きたか?
7月19日の朝7時から8時頃、いつもどおりポストを行いました。
その約1時間後、サロンメンバーから「アカウントが凍結された」との連絡が届きます。
嫌な予感がして自分のアカウントを確認すると、僕も凍結されていたんです。



通知メールより先に、サロンメンバーからの連絡で気づきました。一人で運用していたら、気づくのはもっと遅れていました。
交流のある仲間に確認してみると、同じ朝に凍結されたのは僕を含めて7人。普段からきちんと運用しているインフルエンサーばかりが対象だったんです。
僕に届いた通知に書かれていた凍結理由は「偽装行為」でした。


偽装行為とは、人為的にポストを伸ばす行為です。


振り返ると「これが原因かも」と思い当たるポストがあったので、次から順に解説します。
原因は「エンゲージメントスパム」と予想
通知に書かれていた凍結理由は「偽装行為」でしたが、本当は「エンゲージメントスパム」だと予想しています。
エンゲージメントスパムとは、いいねや引用ポストなどの反応を、見返りの約束によって人工的に集める行為のことです。


X公式のポリシーでも、通常の機能として使う分には問題ない一方で、「あなたがしてくれたら、わたしも返します」のような見返りを約束するやり取りは不正使用にあたるとされています。
凍結後に振り返ってみると、自分の過去のポストには「スパム」のチェックが複数付いていました。
疑わしいポストにはこうしたチェックが付きます。サブ垢など自分以外のアカウントから、自身のポストが検索に表示されるかを確認すると、兆候を早めに察知できます。





僕は、チェックが付いていることには薄々気づいていました。ただ「まあ大丈夫だろう」と気にせず運用を続けた結果、スパム認定に至ったと考えています。
実際に凍結の2日前(2026年7月17日)、当時Xのプロダクト責任者だったニキータ・バイヤー氏が、クリエイター収益分配プログラムの取り締まりについてこうポストしていました。
エンゲージメントを誘発する行為(「返信した人を全員フォローします」)を3回以上行うと、プログラムから削除され、アカウントがポリシーチームに送られ、サスペンドされる可能性があります。Grokがこれらすべてを検知するようになりました。本日、約4000のアカウントがプログラムから削除されました。
ここでの「削除」は収益分配プログラムからの除外で、アカウントの凍結そのものではありません。ただ、Grokが自動で検知したあとポリシーチームに回り、凍結に至る可能性まで明言されています。
つまり一斉凍結は偶然ではなく、「エンゲージメントを誘発する行為」の取り締まり強化が背景にあったと考えられます。
該当したと思われる自分のポスト
凍結の原因と思われるポストは、次のとおりです。


どちらも、読者の反応(エンゲージメント)を誘発する内容でした。当時サロン界隈で流行していた交流企画系のポストです。



公式の判定は最終的に「違反していなかった」でした。それでも、疑われる形のポストを削除してから申し立てたことが、早い解除につながったと考えています。
異議申し立てを行った
凍結に気付いた僕は、すぐには異議申し立てを送りませんでした。



異議申し立ては送り直しがきかず、一度送ると撤回もできません。送り方をミスったら致命的だと思ったんです。
そこでまず、凍結から復活した人の体験記を読み込み、どんな文面・送り方が一番適切なのかを研究しました。
文面で意識したのは、やってもいない違反を認めないことです。「心当たりはない」と正直に書きつつ、「該当があればすべて削除し、今後行わない」という是正の意思を伝えました。
そのうえで、該当しそうなポストをスクショで保全してから削除し、フォームから日本語と英語の両方で送信したんです。
凍結から2日後に解除された
凍結が解除されたのは、2026年7月21日の朝9時26分でした。凍結からちょうど2日後です。


凍結は誤認だった、というのがXからの回答です。
解除の明確な理由は、わかりません。しかし、7人全員が同じ朝に一斉凍結され、2日後に一斉解除されたことから、「警告的な意味合いがあったのでは?」と僕は考えています。
Xアカウントが凍結した時に異議申し立てする方法
凍結を解除する唯一の方法が、Xへの異議申し立てです。次の3ステップで進めてください。
異議申し立ては送り直しがきかず、一度送ると撤回できません。焦ってすぐ送らず、文面を整えてから送るのが大切です。
フォーム画面に沿って必要項目を入力します。
文面は次章の例文を参考にして送ってください。
送信後は、審査の結果をメールで待ちます。僕の場合は約2日後に解除の通知が届きました。





僕は焦ってすぐに申し立てず、まず凍結解除の体験談noteをいくつも読み込みました。急がば回れですね。
実際にXアカウントが凍結した時に異議申し立てした例文
僕が実際に送り、2日で解除された文面をそのまま公開します。
コピーして、ご自身の状況に合わせて使ってください。
【コピー可能】実際に送った異議申し立て文(日本語)
Xサポートチーム御中
私のアカウント「@ユーザー名」の凍結処分について再審査をお願いしたくご連絡いたしました。
本アカウントは、ビジネスの発信やX運用の情報を共有するという正当な目的のもと、実在する個人によって運営されています。凍結の理由は「偽装行為」とされております。しかしながら、私にはそのような不誠実な挙動を行った心当たりはなく、当該報告は誤認に基づいているものと考えております。また、スパム判定がつくようなポストがある場合「すべて削除」して今後同様に発信を行わないことをお約束します。
「不誠実な挙動」とされる各項目について、事実は以下の通りです。
・コンテンツスパム:投稿はすべて私自身が作成したオリジナルコンテンツです。コンテンツの大量配信、重複投稿、あるいは無関係な内容の一方的な配信などは一切行っていません。
・エンゲージメントスパム:「いいね」やリポストの操作、エンゲージメントの購入、相互エンゲージメントを目的とした取り決めへの参加などは一切行っていません。
・詐欺行為:金銭、財産、または個人情報を不正に取得することを目的とした活動は一切行っていません。
さらに、Xの健全性を尊重する姿勢を明確にするため、以下の通りお約束いたします。
・相互エンゲージメントを促すような内容の投稿は、現在行っておらず、今後も行いません。
・他者に誤解を与える可能性のある表現が含まれている投稿については、内容を見直し、必要に応じて削除または修正を行います。
本人確認が必要な場合は、公的な身分証明書の提出を含め、いかなる手続きにも全面的に協力いたします。今後もXのルールを遵守し続けます。本件凍結は誤認に基づくものと確信しておりますので、何卒再審査の上、アカウントの凍結を解除していただけますよう、心よりお願い申し上げます。
英語版は次のとおりです。
【コピー可能】実際に送った異議申し立て文(英語)
To the X Support Team,
I am writing to request a review of the suspension of my account, “@ユーザー名.”
This account is operated by a real individual for the legitimate purpose of sharing business-related content and information regarding X account management. The stated reason for the suspension is “impersonation.” However, I am unaware of having engaged in any such dishonest behavior and believe this determination is based on a misunderstanding. Furthermore, should any of my posts be flagged as spam, I pledge to delete them immediately and refrain from posting similar content in the future.
The facts regarding the items classified as “dishonest behavior” are as follows:
– Content spam: All posts consist of original content created by me. I do not engage in the mass distribution of content, duplicate posting, or the unsolicited distribution of irrelevant material.
– Engagement spam: I do not manipulate “likes” or reposts, purchase engagement, or participate in arrangements aimed at reciprocal engagement.
– Fraudulent activity: I do not engage in any activities intended to illicitly obtain money, assets, or personal information.
Furthermore, to demonstrate my commitment to upholding the integrity of X, I pledge the following:
– I do not currently engage in, nor will I engage in, posting content designed to artificially induce mutual engagement.
– I will review any posts containing language that could be misleading to others and will delete or amend them as necessary.
Should identity verification be required, I will fully cooperate with all procedures, including the submission of official identification documents. I remain committed to complying with X’s rules. As I am convinced that this account suspension was based on a misunderstanding, I earnestly request that you review the matter and lift the suspension.
英語文面の impersonation は、僕に届いた通知の「偽装行為」を訳したものです。X公式ヘルプでは、日本語の「偽装行為」は英語で inauthentic behavior、「なりすまし」が impersonation と使い分けられています。ご自身で使うときは、通知に書かれていた理由に合わせてこの部分だけ差し替えてください。
文面の内容は、次の3つを意識して作りました。
- 客観的事実と共に無実を主張する
- 「心当たりはない」と正直に書く
- 「該当する内容は削除します」と是正の意思を示す
一つ目は、客観的事実と共に無実を主張することです。
「不誠実な挙動」を構成する3項目(コンテンツスパム・エンゲージメントスパム・詐欺行為)それぞれに、事実を添えて答えました。
二つ目は、「心当たりはない」と正直に書くことです。
感情的にならず、悪気がなかったことの丁寧な主張を行いました。
三つ目は、「該当する内容は削除します」と是正の意思を示すことです。
「心当たりはない」で終わらせず、「該当があればすべて削除し、今後行わない」という是正の意思まで伝えています。
- 通知メールとアカウント画面で凍結理由を確認する
- 該当しそうなポストをスクショで保全してから削除する
- 異議申し立てフォームから日本語+英語で文面を送る
- 同じ内容を連投せず、審査結果を待つ
このように、凍結のようなトラブルの時にすぐ相談できる仲間がいる環境が「ちんサロ」です。
気になる方は、ちんサロがどんなオンラインサロンかを見てみてください。
Xアカウントの凍結は、何日で解除される?
解除までの日数を、実例と目安の順で見ていきます。
僕の時系列は、次のとおりです。
| 日時 | 出来事 |
|---|---|
| 7/19(日)朝7〜8時頃 | 通常どおりポスト |
| 約1時間後 | サロンメンバーの連絡で凍結に気づく |
| 同日 | 該当しそうなポストを削除→日英で異議申し立て |
| 7/21(火)朝9:26 | 解除。「違反していなかった」との通知 |
申し立てから約2日で解除されました。同じ朝に凍結された7人も、全員が2日後に解除されています。
面白いのは、解除に気付いたのもサロンメンバーからの連絡だったことです。凍結も解除も、仲間の方が先に見つけてくれました。
Xアカウントの凍結が解除されない時の対処法
申し立てても戻らない時は、次の4つを順に確認してください。
一つずつ確認していきましょう。
異議申し立ての返信が来ない場合
申し立てても返信が来ない場合もあります。
凍結からの復活体験記を調べた限り、その場合は諦めずに問い合わせを続けるしかないのが実情です。
しかし、同じ内容を短期間に連投するのは逆効果です。間隔を空けて、文面を見直してから再送しましょう。
解除メールが来たのにアカウントが使えない場合
「解除しました」の連絡が来たのに、アカウントがまだ使えない場合もあります。
実際に僕も、解除とメール通知にはタイムラグがありました。解除に先に気付いたのはサロンメンバーで、「違反していなかった」のメールは後から届いています。
通知と実際の状態は、同時に切り替わるとは限りません。時間を置いてから、ログインし直して確認してみてください。
数日待ってもアカウントが使えない場合は、解除メールが届いた事実を添えて、もう一度問い合わせましょう。
行政書士・凍結解除の代行業者は使うべきか?
調べてみると、着手金と成功報酬で数十万円規模の解除代行サービスも見つかりました。※2026年8月時点で検索した範囲。



僕もたくさん調べましたが、正攻法の問い合わせ以外で解除されることはないと思います。
高いお金を払う前に、まず自分で異議申し立てをしてください。
Xの異議申し立ては無料です。本記事の例文で、まず自分で送ることをおすすめします。
それでも戻らない場合の考え方
永久凍結が確定的な場合は、新しいアカウントでの再出発も選択肢になります。
しかし、凍結中の新規アカウント作成は規約違反です。凍結通知メールに明記されていますし、X公式のポリシーにも記載されています。
判断は必ず、申し立ての結果が出てからにしましょう。
Xアカウントが凍結されないための対策
アカウントが凍結されないための対策は、次の4つです。
今回の一斉凍結で分かった線引きを、実例ベースで一つずつ見ていきましょう。
エンゲージメントの「交換」がNG
単発のリポストやいいねは、問題ありません。NGになるのは「交換」です。
- リポストし合う約束をする
- いいね・リプライをお互いに送り合う
- 必ずフォローバックする
どれにも共通するのは「見返りの約束」です。約束なしで、その都度自然に反応し合うぶんには問題ありません。
思い当たるポストがある人は、この機会に削除しておきましょう。
プレゼント・応援などの企画
善意の企画でも、仕組みが「交換」になっていると危険です。
- プレゼント企画(「コメントしたら渡す」)
- 応援企画・相互応援(同じタイミングで返すのはリスク)
- 誕生日ポストの「いいね押してくれると嬉しいです」
ポイントは、自分が渡すものと、相手のアクションを交換しないことです。
プレゼントを渡すだけ、「今日誕生日です」と報告するだけなら問題ありません。「いいねしてくれたら」と条件を付けた瞬間にNGへ変わります。
プロフィールへの誘導
「詳しくはプロフへ」のような誘導にも、線引きがあります。
- プロフィールへの誘導を促すポスト
- リプ欄への誘導
「詳しくはプロフへ」のような誘導は、エンゲージメントを誘発する行為とみなされるリスクがあると言われています。
X公式のポリシー本文に「プロフィール誘導が違反」と明記されているわけではありませんが、7月の取り締まり強化以降は避けておくのが無難です。
リプ欄への誘導も同じように考えておきましょう。
パクツイ
他人のポストをコピーする「パクるツイート(パクツイ)」は、NGです。
注意したいのは、自分の過去ポストのリライトも、今は危険だということです。実際に、リライト投稿へ「この投稿、前もしていますよね」というコミュニティノートが付いた例があります。
Xは「オリジナルコンテンツを優遇する」と繰り返し発信しています。型をなぞらず、自分の言葉で投稿するのが一番の対策です。
ここまでの4つを読んで、「自分のあのポストはどうなんだろう」と迷った人もいると思います。線引きはXの発表とともに変わっていくので、一人で判断し続けるのは正直しんどいところです。
僕の公式LINEでは、X運用のノウハウ集を無料で配っています。まずはそこから確認してみてください。
Xアカウント凍結に関するよくある質問
- 異議申し立てから解除までどれくらいかかりますか?
-
僕のケースは約2日でした。同時に凍結された7人も2日後に解除されています。しかし期間は人それぞれで、保証されるものではありません。
- 凍結されたらフォロワーは戻りますか?
-
僕の場合は、解除後にアカウントはフォロワーも含めて凍結前の状態に戻りました。慌てて作り直す前に、まず異議申し立てで解除を目指しましょう。
- 異議申し立ては何回でもできますか?
-
追加で送ること自体はできますが、一度送った内容を撤回したり書き直したりはできません。
だからこそ1通目をしっかり整えることが大切です。同じ内容の連投は逆効果なので、送るなら間隔を空けて、文面を見直してからにしましょう。僕は1通で解除されました。
- 永久凍結でも解除できますか?
-
難易度は上がりますが、申し立て自体は可能です。種別が通知に明記されないケースもあるため、まず本記事の文面で申し立てをしてみてください。
- 凍結中に新しいアカウントを作ってもいいですか?
-
新しいアカウント作成は、おすすめしません。凍結通知メールに明記されており、さらなるペナルティの原因になるからです。
- 凍結は放置すれば自然に解除されますか?
-
自然解除はありません。異議申し立てが唯一の正攻法です。
まとめ:凍結は正しく申し立てれば戻る
凍結は誰にでも突然起こります。しかし、原因を特定し、正しく異議申し立てをすれば戻る可能性があります。
- 凍結に気付いたら、まず凍結理由と種別を確認する
- 該当しそうなポストをスクショ保全→削除してから申し立てる
- 文面は日本語+英語。実物の例文をコピーして使ってOK
- 自然解除はない。代行業者も不要。正攻法が最短ルート
僕が2日で解除できた背景には、すぐ相談できるサロンの仲間の存在がありました。凍結に気付いたのも、解除を知ったのも、メンバーからの連絡です。



相談できる相手がいない・・・
Xでペナルティを受けると、焦りますよね。
その気持ちすごいわかります。僕(さとちん)も長らくXを運用してきました。急にアルゴリズムが変わったり、凍結されたり、非常に焦りました。



でも、僕のまわりには幸いXを一緒に頑張る仲間がいたため、原因の特定や問い合わせ方法の相談ができたんです。
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